2017年12月28日木曜日

【石井】生産者と消費者つなぐ

石井農業祭が定着!


 JA松山市石井支所が毎年12月の第1日曜日に開く、「石井地区農業祭」が今年で35回目を迎え、恒例のイベントとして定着している。

 同月3日には石井センターで開き、毎年大好評のくじ付き餅まきや、女性部によるうどんやいなり寿司、つきたて餅の販売に、多くの来場者が訪れた。まつりの目玉である地元生産者が栽培した農産物の販売は、開始2時間でほぼ完売になるほど人気を集めた。消費者は新鮮な野菜を低価格で購入でき、生産者は店頭に立って消費者ニーズや交流を図ることができるのが魅力だ。

 青壮年部や女性部、JAが連携し、多くの地域住民が訪れることで一体となって祭りを盛り上げ、活性化を図っていく。 
 
地元で栽培した新鮮野菜の販売に、多くの人が訪れました

2017年12月26日火曜日

【岡田・松前】粘り強く、うまい!

岡田もちピーアール

 岡田・松前うまい米づくり部会は、「岡田もち」の認知度向上を目指し、12年前から販売促進活動を行う。もちの需要期である正月前に、部会員が店頭に立ってピーアールする。今後も継続した販促で、もち米の定着を目指す。

 同部会員のうち20人が8ヘクタールで、もち米『クレナイモチ』を栽培する。岡田・松前地区は、粘土質の赤土が栽培に適しており、明治時代から栽培が始まったといわれている。

 12月6日は同JA低温農業倉庫前で、90キロのもち米を杵と臼を使ってつき、試食販売をした。もち米や『にこまる』の特別栽培米「松前育ち」も販売。もち米を15キロも購入する人がいた。

  同部会長の豊田年秋さんは「来年も続けて販促をしていきたい」と意欲的だ。

粘りが強く美味しい『岡田もち』を配り、ピーアールします

2017年12月15日金曜日

【女性部】ばぁばの手料理教室!

若い女性に部の魅力を


若い部員の加入促進を図ろうと、女性部は、地域の若い女性を対象に「野菜スイーツ&ばぁばの手料理教室」を開いている。昨年から毎年1回開き、農家ならではの野菜を使ったお菓子やおふくろの味を継承しながら、組織の魅力を伝え加入を勧めている。

 11月15日には当JA石井支所の調理室で、料理教室を開いた。30~60代の女性6人が参加。同部が2015年に作成したレシピ本『うちのごはん』から郷土料理「伊予柑ちらし寿司」を選んだ。デザートにJAらしく野菜を使ったジャガイモのモンブラン、カボチャとクルミの大福を作った。女性部員に教わりながら作った参加者は「野菜を使ったデザートが新鮮だった。伊予柑ピールが入ったちらし寿司は、一味違うおいしさ。年代が違う人と話しながら料理ができ、楽しかった」と次回を楽しみにしていた。

ちらし寿司の混ぜ方を教える部員(左)


野菜をふんだんに使いました

2017年12月13日水曜日

【JA】地域にJAを浸透

路線バスにまる芽ちゃん登場!


JA松山市は、伊予鉄総合企画㈱と契約を結び、10月20日からラッピング広告バスが市坪・はなみずき線を運行している。契約期間は3年間。当JAは地域住民に向けて積極的な広報活動を行い、地域とのつながりを強化していく。

 ラッピング広告バスは、両側面の窓下と、後部にイラストなどをデザインできる。バスの利用者だけでなく、運行しながら歩行者やドライバーなどの注目も集めることができる。

 デザインを担当したのは、当JAキャラクターの『青空土男』と『まる芽ちゃん』の生みの親である、ふれあい部の古志記子(こしのりこ)課長補佐。
両側面にキャラクターを登場させ、カラフルで元気な車体に仕上げた。後部には、当JAが9月下旬に作成した独自のキャッチフレーズ『耕せ、だいち。育む、いのち。』を、JA名と併せて掲載。後続車にもピーアールしていく。


見た人が元気になるようなカラフルなバスです

2017年12月11日月曜日

【明神】JAの方針伝え、ともに歩む

組合員に自己改革を周知


JA松山市は11月14日、明神地区の青壮年部と女性部の要望を受け、自己改革の取り組みや進捗状況を報告した。組合員向けの研修は初。今後、他地域でも同様の研修を行っていく。

 同日は31人が出席し、岡田明夫常務がパワーポイントを使って、農協改革に対する政府の考え方や改正農協法の概要などを説明した。それらに対応すべく、同JAが取り組む自己改革の内容や考え方を示した。特に、営農指導や部会への農業機械のリースなど、営農・経済部門を積極的に展開していくことを伝えた。

 組合員は「農協は組合員ための組織なので、国の指導よりも、私たちが意見を出し合って組織を良くしていくべきだ。農協は大切な組織なので、情報を共有し、ともに地域の生活や農業を守っていきたい」と力強く話した。

パワーポイントを使って、自己改革を説明しました

2017年12月8日金曜日

【JA】身近な食と農に理解を!

中学生の将来に農業を提案


将来を考える中学生に農業やJAを知ってもらおうと、岡田明夫常務は11月10日、松山市立南中学校で、自身の経験を踏まえ、農業のやりがいを紹介した。
職業選択の一助となるよう、県内の農業情勢や農業の種類、就農までの流れを説明し、生徒と農園で野菜を観察した。

 同校は、社会に貢献できる人材を育成しようと、2年生を対象に総合的な学習の時間の「職業科」の中で、生徒が関心のある職業の基礎知識や技術を学ぶ。

 岡田常務は、当JAが取り組む農業塾やあぐりスクールの農園で、農作物の生長過程や収穫時期などを説明した。カブ『もものすけ』を収穫し、採れたてを試食しておいしさを味わった。
 生徒は「毎年、農業を始める人が少なくてびっくりした。家で家族が食べる分の野菜を作りよるけん、農家に興味がある」と話した。

岡田常務が、中学生に野菜の収穫時期などを説明しました

カブ『もものすけ』の収穫を楽しむ生徒

2017年12月6日水曜日

【久米】当たりくじ360本入り!

農業祭で餅をキャッチ


JA松山市久米支所は11月26日、南部出張所で第15回久米農業祭を開いた。
くじ付き餅まきや農産物の品評会のほか、女性部によるうどんといなり寿司のバザーや新鮮野菜の販売など、終日大勢の来場者で賑わった。

祭りの目玉であるくじ付き餅まきは、180㌔分の紅白餅を午前と午後にまいた。特賞の石油ファンヒーターが当たるとあって、来場者は「こっちに投げて」と手を伸ばし、夢中になって餅を拾った。また、青壮年部が90㌔分のもち米を威勢よくきねでつき、女性部が手際よく餅を丸めて実演販売をした。つきたてのあんこ餅とヨモギ、ミカンの3種を買い求める客で長い列ができた。
他にも、子ども対象の菓子まきや地元小学生の水軍太鼓の演奏、わなげやダーツゲームもあり、幅広い世代の人が楽しんだ。

大勢の人が訪れたくじ付き餅まき

2017年12月4日月曜日

【小野】大輪の菊がずらり

地域交流の菊まつりが活力


 女性部小野支部の菊部は毎年11月中旬、小野支所で菊まつりを開き、部員が育てた菊を披露している。活躍の場を設けることで部員の活力につながるほか、毎年楽しみに訪れる地域住民も多く、地域の活性化にも一役買っている。

 同部は松田増子さん(76)を代表に、12人で活動する。定期的に講習会を開いてぼかしづくりなどを学ぶほか、各自が土づくりを行う。まつりには、地域の老人ホームなどを招待し、展示後は介護施設に菊を贈り、楽しんでもらっている。

 11月9日には第20回菊まつりを開き、部員10人が栽培した菊219鉢を展示した。白や黄色などの大菊や、福助づくりやしのぎく、小菊が数多く集まり、圧巻だった。
最優秀賞は重松照子(てるこ)さん(78)、優秀賞に土居ヤスコさん(78)と松田さんが選ばれた。


大輪の菊が多くの並び、訪れた人の目を楽しませました

最優秀賞を受け取る重松さん

(左から)松田さん、重松さん、土居さんが丹精して育てた菊

2017年12月1日金曜日

【北伊予】「かんざき塾」で伝統紡ぐ

地区全体で亥の子大会!


松前町神崎の髙石勤さんは、地域の伝統行事を後世へ継承しようと、「かんざき塾」を開いている。各組で行っていた亥の子つきを神崎全体で集まって行うようにし、今年で8回目を迎える。伝統行事を通して、地域の絆も深めている。

11月12日に神崎集会所横で、子ども達60人が組に分かれ、計4チームが亥の子つきをした。組により石のつき方や歌が多少違うが、大きな声を出し、しっかり綱を張り地面に亥の子をついた2チームを、最優秀賞と優秀賞に選び表彰した。子どもは「重心を後ろにかけたけん、亥の子が高くあがって嬉しかった」と微笑んだ。

髙石さんは「子孫繁栄や五穀豊穣を願う亥の子は、地域の人の協力があるから続けられる。子ども達にもしっかりと思い出を作ってもらい、後に良き理解者となって伝統を紡いでほしい」と願いを込める。



大きな声で歌いながら、地面に亥の子をつく子ども達


このページの先頭へ