2017年9月7日木曜日

【岡田】国体に訪れる人たちへ

スイートコーンを届けたい

松前町大間の郷田昭雄さん(83)は、9月30日から開催される「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体・えひめ大会」も合わせてスイートコーンを栽培し、まもなく収穫期を迎える。㈱松山生協の生産者コーナーや地元の産直市に出荷する予定だ。

郷田さんは、同町浜の満田泰三さん(92)が、国体の時期にもスイートコーンを食べられるように、数年前から試作して培った栽培形態をもとに、3年前から『甘えん坊』の栽培を始めた。秋採りは、夏採りに比べて播種時期が高温で発芽が早く、播種から85日前後で収穫できるため、逆算して播種時期を早めたことで秋冬栽培を可能にした。気温の高低差で、害虫被害も少ない。年に4回播種し、6月下旬から12月末まで、短い適期を逃さず8000本を収穫していく。

満田さんとともに松前町の特産物にしようと尽力する郷田さん(右)

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