2017年8月10日木曜日

【シンテッポウユリ】40万本出荷

盆や彼岸にユリ最盛

川上選花場で、盆や彼岸の需要期に向けて、シンテッポウユリの荷受けが本格化している。春先の低温や、降雨不足で例年より生育は遅れているが、潅水や病害虫防除を徹底したことで、良質なユリが生育している。11月中旬にかけて中四国市場や阪神、中部方面へ40万本を出荷する予定だ。 

今年度は浮穴・岡田・北伊予・松前・川上地区の27人が、およそ1.9㌶でシンテッポウユリを栽培する。最盛期は、日量2万本を選花する。

生産者らは朝や夕方などに収穫したユリを、輪数や長さごとに選別。出荷するまで水につけ、鮮度を保つ。選花場ではベテラン作業員が、つぼみの大きさや、病気・奇形の有無などから判断し、13等階級に手選別する。

荷受けしたユリを選別し、束ねるJA職員

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