2016年12月9日金曜日

【小野】“サル撃退”被害減に期待

モンキードッグ認定!

 松山市小野地区の中山間地小屋峠集落の代表・大川浩一さん(73)は、市の助成を受け、農作物を荒らすサルを追い払う犬「モンキードッグ」による活動を始めた。サルの出没時には犬と出動して追い払い、農作物を守っていく。

小野地区では水稲や野菜、柑きつ、柿などの農作物被害が目立ち、20匹以上のサルが集団で行動しているのが目撃されている。電気柵や爆音機などを使って対策するが効果は薄く、地元猟友会による捕獲も難しいため、手の施しようがないのが現状。今後はモンキードッグとともに、およそ2㌔の範囲を中心にパトロールを行うほか、サルを追い払う実践訓練をし、本格的に活動していく。

11月中旬に開かれた認定証交付式で、野志克仁市長から、
認定証と犬用のユニフォームを受け取る大川さん(右)

このページの先頭へ