2015年5月1日金曜日

【興居島】樹上完熟で高糖度

カラマンダリンの出来良好

松山市泊町の柑橘専業農家・杉野尚(ひさ)志(し)さん(42)は4月中旬から下旬にかけて、カラマンダリンをおよそ2.5㌧出荷した。


杉野さんは、良質な柑橘を生産しようと、有機質肥料などを施した土づくりを徹底する。栽培する温州ミカンやイヨカン、せとかと作業分担を図るため、柑橘類では収穫時期の遅いカラマンダリンを7年前に導入した。

適期に防除するほか、園地全体に防鳥ネットを張り、鳥類被害から果実を守る。「今後は、面積を20㌃まで広げ、収量を増やしたい」と力強く話した。

「心を込めて栽培しよるよ」と笑顔で話す杉野さん

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